新聞・雑誌・ニュース記事

FX7億2600万所得隠し 西宮市元職員と両親

投稿日:2007年7月26日 更新日:

兵庫県西宮市の元職員の女性(33)と両親の3人が平成15~17年の3年間で、外国為替証拠金取引(FX)で得た所得計7億2600万円を隠し、約2億5000万円を脱税していたとして、大阪国税局が大阪地検に所得税法違反罪で告発していたことが24日、わかった。3人はいずれも容疑を認め、修正申告を済ませたもようだ。重加算税を含めた追徴税額は3億3000万円に上るとみられる。
関係者によると、元職員ら3人は14年末ごろから、東京に本店がある商品先物取引会社を通じてFXを開始。父親(63)は15年に約5700万円の利益をあげたが、税務署には雑所得などを合わせた所得は約90万円と申告していた。
16年には父親が6000万円、二女の元職員は4400万円以上の利益を得ていたが、ほとんど申告していなかったという。

さらに17年に入ってから、3人は複数の業者にもFXの口座を開設し、取引を拡大。父親が1億6000万円以上、母親(63)が2億2400万円、元職員が1億7700万円をもうけたが、それぞれ所得額を280万~560万円とする虚偽申告を行い、脱税。
父親は西宮市内で酒店を経営していたが、FXを始めてまもなく廃業。二女の元職員は西宮市に勤務していたが、大阪国税局の告発を受けた直後の5月末に「個人的な理由」で退職している。優秀な職員で4月に新しい部署に変わったばかりだったという。

産経新聞 2007年7月25日掲載分

-新聞・雑誌・ニュース記事
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

89歳を在宅起訴、所得10億円隠し

外国為替証拠金取引(FX)で得た所得を隠して脱税したとして、宇都宮地検は6日までに、所得税法違反罪で栃木県足利市、無職小川幸一被告(89)を在宅起訴した。所得隠しの総額は10億8000万円に上り、所得 …

no image

FX脱税、投資家三人在宅起訴

外国為替証拠金取引(FX)の所得を申告せず、脱税したとして、東京地検特捜部は9月20日、所得税法違反罪で、足立区の不動産賃貸業荻野茂雄(70)、美容院経営で元妻恵子(66)、江戸川区の保険代理業小林伸 …

no image

FX投資主婦を在宅起訴/1億3900万円を脱税

東京地検特捜部は18日、個人投資家に人気の外国為替証拠金取引(FX)などで得た利益を隠し、所得税約1億3900万円を脱税したとして、同税法違反の罪で、東京都世田谷区の池辺雪子主婦(59)を在宅起訴した …

no image

大王製紙 井川会長84億円 FXに使い損しました

大王製紙の井川会長(47)が、大王製紙の子会社の数社から84億円に上る借金をしていたことが、子会社幹部からのタレ込みで表面化。会長は辞任したが、当問題について、特別背任容疑で東京特捜が動いている。大王 …

no image

コンサル社長を脱税容疑で告発 FX指南書など販売

外国為替証拠金取引(FX)の指南書の販売やネットビジネスのコンサルタントなどによる収入の一部を隠し、2007年までの3年間で計約1億3000万円を脱税したとして、コンサルタント会社「幸せwin」(東京 …