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隠れ借金が原因で離婚危機

投稿日:2015年2月2日 更新日:

1月15日、スイス中央銀行が対ユーロで市場への無制限介入(スイスフランを売ってユーロを買う)を終了しスイスフランが急騰。予想外の事態に多くの投資家たちが痛手を受け、日本人投資家では1億円以上の損を出した人もいると報じられた。

日本のなかで、「そんなニュースは自分とは関係ないなぁ」と思っている方は少なくないだろう。しかし、夫が隠れて株をして痛い目にあったケースがそこかしこから聞こえてきた。

そんななかの一人、膨大な隠れ借金が原因で離婚危機にあるのは建設資材会社役員のAさん(仮名・56才)だ。

「2年前にFXを始めました。最初は儲けが出ていたのでこれでノウハウを身につけたと思っていたら、次第に損失額が積み上がっていった。

まぁ、少しくらい損をしてももっと儲けを出せばいいと友人に借りたり、貯金を切り崩したりしてお金を工面して注ぎ込んでいるうちにみるみる膨れ上がり、最終的には3000万円の借金。妻にはすべて正直に話し家を担保にすることになりました。今は妻と娘とは別居し離婚調停中です。儲けていた時に銀座で豪遊していたことがつくづく悔やまれます」

隠れ借金の発覚をきっかけに離婚に発展するケースは珍しくない。多重債務や破産に詳しいアディーレ法律事務所の島田さくら弁護士が言う。

「なんとか返済ができているうちはまず周囲にバレることはありませんが、支払いが滞り督促状がきて発覚するというケースが多い。債務返済の相談にいらっしゃったご夫婦が、そこから離婚の相談を始めることもあります」

 

NEWSポストセブン 2015年2月1日掲載分

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