関東信越国税局は、勤務時間中に約4年間で計3千回以上、株取引をしたとして、県内の税務署に勤務する上席国税調査官の男性(58)を13日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。
同局によると、平成24年1月~27年12月、トイレや出張中の官用車内、用紙の保管庫で自分の携帯電話やスマートフォンで証券会社のサイトにアクセスし、株取引や外国為替証拠金取引(FX)などを計3711回繰り返したという。
男性は「損失を取り戻そうとして勤務中に始めた」と説明。所得税の申告は年度ごとに適切に行っていたという。
産経ニュース 2016年5月14日掲載分
勤務中に株取引 税務署員を懲戒処分 4年間で3千回以上
投稿日:2016年5月15日 更新日:
執筆者:rrfx_lm